つれづれessay&diary

2003年11月

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そういえば、SOHOの結末・・・ '03.11.23

 
去年の今頃、SOHOに取りかかっている真っ最中だという話題を
ちょこちょこ出していたが、
最終的にどうなったか報告していなかったので
書きましょう。

仕事は、4月には終わっていました。
それは、どういう終わり方なのか、というと、
会社が倒産したからです。
計画倒産か、誤算倒産かまでは
素人なので見極められないけど、
とにかく、やっぱり あくどいことして つぶれたのでした。

私は、仕事を始めて2,3ヶ月したころには、
かなり不信感がたまっていたし、
経験豊富な友人の助言もあって
消費者センターに相談に行っていたので、
会社と連絡が取れなくなってすぐ、ローンの引き落としをストップさせ、
事なきを得ました。

それまでに支払った金額と、稼いだ金額をプラスマイナスすると、
やっぱりマイナスです。
数万円くらいでしょうか。
仕事をして未払いの分がありますが、
それが帰ってくるかどうかは、今後の調査と裁判の結果に因りますが、
多分、帰ってこないと予想します。
そして、その半年間は、本当に苦悩とストレス、
疑心暗鬼とイライラの連続でした。
それだけでも、かなりの体力と気力の損失。

連絡が取れなくなったのは、4月の頭でした。
連絡が取れなくなって3日後、
ローン会社に自分は支払う義務がないとの旨
(私と会社との契約書に、仕事をして報酬を頂くのが
ローンを払う条件、という意味のものが書かれてあったので)の
内容証明書を配達記録付きで送り、
契約書の端っこに書かれていた お客様相談センターに電話をして
解約の旨を伝え、
その翌日には、銀行に行き、
そのローン会社からの引き落としをストップさせる手続きをしました。

そのうち、会社倒産の旨の封書が届き、
その2ヶ月後くらいには、
会社倒産に際する破産管財人から
債権者の債券額をとりまとめる弁護士を通じて、
いくらの債券額があるのか資料を提出して欲しい
との要請があり、
その返信に、いかに私は会社を信じて真面目に仕事をしていたか
自己PRしてから、資料を送りました。

私にできることはここまで。

債権者集会だのは、
場所が東京であるために、おいそれとは行けません。
その弁護士を代理として行ってもらい、
その結果報告を待つのみです。

そうして、つい先日、
その会社の破産管財人の調査結果が来ました。

報告書によると、
やはり、会社は悪意の金集めの会社でした。
A4用紙に6枚びっちりであるが、要約すると、
ウソの仕事をでっちあげ、
全国にちらばる私のような真面目で在宅ワークをしたがっている人に
架空の仕事を依頼していたのでした。
税金や弁護士・管財人の報酬等、
必要なものを引くと、そのだました張本人たちにほとんど金は残らないらしい。
つまり、私たち一個人の債権者にはお金はまわってこない。

あ〜〜〜あ、

予想はしていたが、
自分がそんな奴らのいいカモになったかと思うと、
ムチャ悔しい。

しかし、冷静に考えてみれば、
在宅で簡単に仕事したい人なんて、世の中ごまんといて、
その会社のある東京だけでも、必要人数足りるっつーの。
東京と言わず、関東周辺だけにしたら
星の数ほどいて、それがわざわざ
四国や北海道から人を集める必要性はないのよね。
あえて必要性を語るとしたら
こういう事態になったとき、簡単に東京に乗り込めない、っつーことね。

と、思慮が及ばなかったのよね・・・・・・・・・。

冷静になれば分かるはずなのに…。
そのときは何かつけ込まれる弱いところがあったのだと思う。
被害の数万円は、今回のレッスン代と思おう…。
たしかに、いろんなことを学ばせてもらったよ…。

もしも、SOHOを望むなら、
地元の会社で、
その会社の人と実際にあってやりとり出来るものならよいかもしれません。
もしくは自分で仕事を取ってきたもの。

始めに高額のローンを組まされたり、
教材を買わされたり、
資格を取るように言われたり、
それよりも何よりも
会社がかなり離れている場所で行き来の難しい場所は、
まず、間違いなく「黒」です。

て、私がえらそうに言うのもおかしいけど、
是非ともこれ以上、被害者がでないように願って。

 

ウンザリ!・・・ '03.11.3

 
選挙運動が始まりましたね。
と、いきなり政治や政党の小難しい話をしようってんじゃないよ。

政治に興味ないわけではない。
今回だって、
機会があれば政党や候補者の主張を
読んだり聞いたりしようと前向きではあるのだけど、
なんかなぁ・・聞いてるつもりでも頭の中素通りしてたり、
読んでるつもりでも字面を追ってるだけで内容が入ってなかったり。
もちろん、私の知識不足も時間不足も大いにあるけど、
なにせ、なんか訴えられてこないのよね。
言葉に説得力がないというか、力がないというか…。

だからこそ、
どこぞの県知事が役所内で総スカンなのに
一般人に大支持をされたり、
爆弾発言を何度しても未だ強い支持する人が多くいる
どこかの都知事がいたり。
あの人たちは、言葉が分かりやすくて理解しやすい。
そして、信念持ってるから言葉に力があるんだろうね。
だから、扇動される人(or支持したい人)は多いのだろう。
個人的にはあの都知事は嫌いだけど。

て、
ちょっと横道それたけど、
選挙運動というと、おきまりの
選挙カー
あれ、どうにかならんかな。

ただ名前を連呼して通りをとおるだけ。
あれに一体どれだけの
意味と効果があるのか、はなはだ疑問だ。
単に名前をインプットさせるだけで票が取れる時代は
とっくに過ぎ去ったのでは?!
ただでさえ投票率さがってて、よほど支持したい人がいるか、
よほど、人に頼まれて(これが妙に多い)投票に行くか
でないと、なかなか投票場に足を運ばない人が多い現状。

そういうときだからこそ、
自分の思いを、自分の言葉で訴えかけないと、届いてこないし、
単なる名前の連呼は鬱陶しい以外何物でもない。

先日、たまたま選挙カーの前を車で走ることになった。
夕方の渋滞のときであった。
赤信号で止まっているときは
拡声器の音を出さないと決まっているらしく、
ご丁寧に、赤信号の時は静かに、
でも渋滞中の車が停車しているときや、超ノロノロ運転のときは、
単にずーーーーっと名前を叫ぶだけ。
そういうとき、自分の方針や政策を簡単に言うのってだめなの?
名前だけ聞かされるのはもうウンザリ!!

同じ進行方向に進む車はもちろんだけど、
建物の中にいる人や、通りを歩く人だって、
数十メートルから数百メートルの間は
その拡声器の声は聞こえるはず。
その少しの間でも、
自分は、どういう方面に力を入れるのか、
今のどこに疑問を持っているのか、
小出しにすることはできると思うんだけど…。

自分の主張を簡単にまとめることはできないから、
変に短く言って、揚げ足取られたり、
誤解を受けたり語弊がある、というので
簡単に言いたくない、というなら、
そもそも、その選挙カーを止めなさい!

というか、
自分の主張を短く簡単にまとめられないから、
有権者はついてこないんじゃない?

と、ネチネチと長く文章を書く私が言うか???

いえいえ、
それともう一つ、
言葉に魂が宿ってないんだよね。

「うっさいな〜〜!」と思って
選挙カーを睨んでいるのに、
明らかに私の方を向いて
「応援ありがとうございます!」なんて、
勘違いも甚だしい!!
なんも見てないか、わざと力任せにそう言って、
ほかの一般人に自分たちは応援されてる、と誇示したいのか。
でも聞かされる側だって、バカじゃない。
その言葉で振り返る人なんてそういないよ。
そうやって志気を高めないとやってらんないのかな。
だとしたら、選挙のやり方そのものに問題がある。

この選挙のやり方に疑問を持つ立候補者
現れないかな。
そういう人こそ、政界に入ったら
斬新な目でいろいろやってくれそうな気がする。
もう今のやり方は、古すぎる。
今の人には何も訴えかけられない。
主張の内容以前に、
そういう視点をもつかどうか、
そこでも支持するかどうか判断が出来るんだけどな。
すくなくとも、現状で選挙を進めるだけの人なら、
応援する気も起こらない。

蛇足ですが、今の私の市の市長は、
新しい試みをよくする人で、
言葉も分かりやすくて誠実さが伝わる。
変に染まらずにそのままでいて欲しい人。
結構すき。

 

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