つれづれessay&diary

2003年12月

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今年一年ありがとうございました・・・ '03.12.29


早いもので、今年もあと2日ですね。
今年の後半戦は更新もままならなかったのですが、
ここは、私の心の吐露の場として、
細々と続けていこうと思います。

ところで、前回のsoraポン、サンタクロース作戦ですが、
どうなったか、という問い合わせを
チラホラとありましたので、まずは報告。

soraポンは、何も疑うことなく、
クリスマスの日をカウントダウンして楽しみにしていました。
「サンタさんいつくるの?」
「あと○回ネンネしたら来るよ。」
「なんでクリクマスクリー飾るの?」
「サンタさんがくる準備してるのよ。」

そしてとうとう、クリスマスイブ。
張り切ってご馳走をつくり、バアチャンと楽しく過ごした後、
普段から、
「サンタさんは、soraちゃんがネンネしないと来ないのよ。」
と教えていたので、
「早くネンネしないと、朝になる!
サンタさんが来るからお風呂入らずにネンネする。」
と言って、風呂も入らずさっさと眠りについた。
私も、枕元にプレゼントを置かねば…というプレッシャーからか、
寝かしつけで一緒に眠ることなく、
夜中にこっそりプレゼントを置くことに成功した。

さて、翌朝起きて、プレゼントがあるが、
どうやらsoraポンは、サンタさんが来ていると思ったらしく、
「サンタさんはどこおるの?」
と、キョロキョロ。
「サンタさんはたくさんんのお友達にも
プレゼント配らないといけないから、忙しいのよ。
プレゼント置いたらすぐ行っちゃうの。」
と言うと、ちょっとガッカリした様子ではあったが、
すぐさまプレゼントを手にしたことで気を取り直した。

ちなみに、プレゼントはアンパンマンのキーボード。
これは、オモチャ売場で、
お試しで遊べるようになっていたのを気に入って、
なかなか立ち退かなかったので、
サンタさんにお願いするか、というと本人了承。
ということで、念願かなって手に入れたキーボード、
いたく気に入って、私になかなか触らせてくれない。

**********************

さて、今年も、いろいろありました。
いろいろ大変でした。
いや、でもなー、考えてみると、
やんちゃぁと結婚してからもうすぐ丸4年。
平穏無事に過ぎた年はなかったなぁ。

辛うじて、2001年が平穏だったろうか…。
でも、私の記憶の中で、
安住、平穏無事、といえる時期は、
1年の中でも本の数ヶ月しかなかったように思う。

今年は、年明けから つらく暗い話でスタートし、
お先真っ暗な見通しのたたない日々が
何ヶ月も何ヶ月も…結局1年続いたように思う。

1年目を除けば去年まではほとんどケンカはしなかったのに、
今年はそのことで やんちゃぁと大きなケンカも何回かしたし、
なんといっても、お金の不安、生活の不安がつきまとい、
私が仕事を始めたことも、生活の大きな変化の一つであった。

しかし、終わってみると、
そう大して最悪だと思わないのも不思議だ。
なんだかんだ言っても、
やんちゃぁが家族のために一所懸命になっていたことが分かるし、
大きなケンカを除けば、大抵家族仲良く過ごせたと思う。

結婚前、やんちゃぁは、「家庭」「育児」「温和」
からほど遠い人、という印象だったが、
今ではどうにか、「家族」や「父親」を無意識ながら
自分の中に取り込んでいっているようだ。
それには、soraポンがより、人間らしくなってきたのも
大きな要因の一つかもしれない。
二人が仲良く過ごす場面(親子と言うよりは兄弟?)を目にすると
私もとてもうれしい。
それに、誰も大病をしなかったし。

それから、私の中で、仕事を始めたことは、
かなりのプラスになっている。
まず仲間に恵まれたことが一番であるが、
生活のリズムにちょうどあう条件のよい職場と出会えて、
本当にラッキーだったと思う。

そして、仕事とプライベートの切り替えでメリハリができたこと。
プライベートでイヤなことがあれば、
それを職場で解消できる、ということ。
ほかにもやはり、年下の子との交流で刺激を受けたり、
仕事をしていた時代の自分を思い出してきて、
頭の回転が、それように早くなったこと。
自分の髪型や体型を、もっとよくしたい、と思うようになったこと。
その職場ならではの特典があって恩恵を受けたりして、
本当に、いい方向に持ってってくれた。

本厄の年で、
いいことな〜い、最悪〜、なんて
職場の友だちにこぼしたりしていたが、
実はなかなかよいこともたくさんあったのだ。

底は脱出したかな。
来年は更によい年を目指して…。

よいお年を。

 

ピュアな心の育成・・・ '03.12.6

 
サンタクロースが
現実的に自分のいる時空に存在して、
クリスマスに枕元まで
プレゼントを持ってきてくれる、

て、

いつまで信じていましたか??

私は物心着いた頃から信じていませんでした。
つまり、信じていた時代がありません。

私は、幼稚園が、カソリック系のクリスチャンだったので、
それはそれは、クリスマスは一大イベントでした。
園長先生が白人のスペイン人ということもあり、
サンタクロースに扮してプレゼントを抱えて登場したら、
いかにもそれらしく、
周りの友だち(園児たち)は、
まさに、狂喜乱舞、大感激の渦でした。

そんな中にあって、私は、
「あ、あれは、園長先生じゃん。
さすが、外国人。
その格好をすると、らしいなぁぁ〜。」

と、違う意味で感心し、
周りの友だちたちに、

「あれは園長先生よ!!」

と連呼し、バラしていたのでした。

それでも、
栄えあるサンタクロースから手渡しでプレゼントを貰った人はもちろん、
残りの大多数は、お遊戯室でのイベントが終わり、
自分の教室に戻ると座席にプレゼントが置いてある、
というだけで、
サンタさんが来た!!と言って喜んでいた。

それを見ていた私は、
みんなも自分たちがお遊戯室にいる間に
先生がプレゼントを置いてくれた、ということを知っていて、
単に、プレゼントがもらえた(お菓子やヌイグルミだったかな?)
ということを喜んでいるだけだと思っていた。

園長先生のサンタクロース登場にも、
みんな、知っていてわざと盛り上がっているものだと思っていた。

でも違っていた。

後々聞くと、本当に現実にいると信じていた、
という人が実に多くて、
しかも、それが、記憶にも残る小学校の低学年、もしくは中学年ころまで、
というのが圧倒的多数、というのだから、
信じていた時代の自分が、どういう思いでクリスマスを迎えていたか、
覚えている、ということよね?

それが、とぉーーーーーーーってもうらやましい!!

うちの親は、
マメにそういうのをするタイプでなかったので、
私の記憶の中で、クリスマスの朝に
枕元にプレゼントがあったのは1回きり??!!
それも、前日に、よおく、よおく、よぉ〜〜〜く
親に言い聞かせて、
なんとしても、枕元に置いておくように、
と念押しして寝る、という作業の結果の実現でした。

その念押しをしていても、
私の母はプレゼントを置くことを忘れるタイプで、
朝起きて、置いてくれなかったことを、
涙ながらに訴えたこともありました。
小学校低学年か中学年かな?

その翌年以降は、もう、
プレゼントを置くように指示することも止めました。
空しすぎて。

これは、親のせいなんだろうか。
それとも自分が冷めた人間だからなのだろうか。

サンタクロースの話は、
幼稚園でもたくさん聞かされるし、
本でも読んだけど、
それを聞いて、一度として現実のものとして受け入れてなかったよ。

ハナから、
サンタクロースが全国の、世界中の
何億という子供にプレゼントを届けるなんて、
不可能だ、と思っていたし、
煙突から入って…なんてフレーズを聞くと
まるで、『三匹の子豚』や『赤ずきんちゃん』のお話を聞いているかのように
まったくもって作り話である、ということを前提に聞いていたので、
信じる隙もない、というか、
信じるわけがない、というか・・・

やっぱ夢のない子供だった。
スレていたのだろうか。
純粋でなかったのだろうか。
自分の思い出せる小さい頃の記憶は、
ピュアにはほど遠い、
心の中で冷め冷め理論を展開していた。
それは、人として、その器の幅をせばめるような気がする。

どうやったら、サンタクロースを信じる子供になるのかな。
自分がそうだったから、
子供は案外、心の中で冷めていたり
計算があってやっている行動だ、と思いがちなのだが、
やはり子供はピュアだ、と思いたい。

soraポンはもう3歳。
去年までは、ものごころ着いてないし
プレゼント云々…という作業はしていないが、
今年はやっておかないと、ヤバイ。
もう、いろんなことが分かる年だし。

で、soraポンに、サンタさんから
何のプレゼントが欲しい?と聞くと、
「分かんない〜〜。」
と言った後、その近くにあったクリスマスツリーの飾りを指さし、
「これ。」
と言ったのは、丸いキラキラしたボンボン飾りであった。
たしかに丸い形もキラキラも好きではあるが、
これでよいのか、soraポン。

「soraちゃんの欲しいもん、
お手紙で書いて、サンタさんに送っておくね。」
と言うと、毎日のように、
「お手紙書いた?」と聞いてくる。

これで、第一段階はクリアしてるのかな。
後は、
24日の晩に、
soraポンの寝かしつけをするときに、
一緒に寝てしまわないこと、かな。

サンタさんを信じていた、という人、
どうやって信じ込まされたか、教えて下さい。
絶対soraポンには、信じ込ませたい!

 

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