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歴 史

日本に『銭湯』が登場したのは、平安時代と推定される。
大阪での始まりは1590(天正18)年、東京(江戸)は翌年の1591(天正19)年からとの説がある。

 残念ながら北海道(蝦夷地)に『銭湯』がお目見えした記録が残されていない。
 『銭湯』らしき存在が記録されているのは道南三都の函館、松前、江差。
 1808(文化5)年に函館にて5軒のお風呂屋さんがあったと記録がある。松前においては1809(文化6)年の『村鑑』に『湯屋』の文字が記載されている。また江差では1869(明治2)年に温泉1軒を含む6軒が営業していたとされている。

 道南以外では明治初年の『佐藤己之助』の湯屋とされ、札幌では明治3年に『小川萬次郎』の湯屋が南1条西1丁目に開業したのが始まり。