〜 月 〜 







このHPや携帯サイトの名前、そしてHN・・・
全部に『月』という字が入っています。
何時からか、好きだったのです。


『月』 が。





― 夜の月 ―    

月が満ちてくると、夜中に家を抜け出す事が良くあります。
夜中の月が照らし出す夜は、黒と言うより蒼。
透明でいて深い色だと思う。

道も木も、自分も蒼く染まった空間を、ひとり歩くのが好き。
私の中で、三日月なんかの細い月は『金』
満ちてくる月は『皓』のイメージが強い。

実際は昇り始めって金を帯びた色をしてると思うんだけどね。
あれは陽の名残。
だから、まだ暖かい気がするのです。


夜半になって皓くなってくると、少しずつ冷たくなって行く。
でも、柔らかな優しさを湛えているんですよ、きっと。
― 昼の月 ―

月の本来在るべき界は夜でしょう。
昼は陽の界。

元気な暖かさに満ちた陽の界では
冷たい優しさは見えない。
確かに存在するのに。

夜に陽が眠るように、昼には月が眠っている。
朝方の青い空に淡く皓く浮かぶ月は夜の名残。
睡み始めた月の見る夢。

『真昼の月〜輝ける月の見る、いつかの夢〜』

これは、そんな月のイメージから付けてみたのです。

青い空の月は幻想的じゃありませんか?








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