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タニノギムレット 松田国英調教師 「皐月賞のあとダービーというのが普通の路線ですが、昨年クロフネで出来なかったマイルカップからダービー制覇、というのが馬をギムレットに変えてのテーマです。 皐月賞のあとすごい回復力で、これまで扱った馬の中でも抜けたものがあります。先週も武騎手で追い切ったんですが、たぶん、馬が成長していると感じてもらえたんじゃないかと思います。今、馬がどんどん成長しているんです。先週坂路で52秒台、昨日もやって今日もやって、まだ体が大きくなっている印象です。 人気になると思いますが、それを自覚しつつ、この馬は強いんだぞという気持ちで調整してますし、馬もそれに応えています。当日まで、オーナー、自分自身、スタッフ、ファンの皆さんの期待に応えられるようにもっていきたいと思っています」 11R 1着 タニノギムレット 武豊騎手 「いや〜、凄い馬です。道中は普通に走っていますが、ゴーサインを出しての反応が素晴らしい。ゾクゾクしました。トップレベルの馬だと思うので、無事にいって欲しいです。前走よりかなりよくなっているし、まだ強くなりそうです。クラシックを意識させる馬ですね」 「レースぶりもグンと良化。1、2、3冠を意識させてくれるほどの器」とユタカも絶賛。今後は「スプリングSから皐月賞という方向を考えています」と松田国調教師は語った。 1着 タニノギムレット 松田国師 「縦長の展開。向上面では外からかぶせられて、四位君も苦しいレースだったと思う。GIになるとまた違うペース、相手も強くなるし、この脚を使えたというのは本番へ向けジョッキーも楽しみになったと思う。注文も今のところはないし、無事にいければダービーまではこのままでいいでしょう」 「今後?このまま無事にいってくれさえすれば。これだけの速い脚を使う馬だからそれなりのダメージもあるから」と慎重に話す松田国師。それでも「これでダービーまでメドが立った。心肺機能は素晴らしいものを持っている。普通の馬なら苦しがってフラフラする写真撮影の時でも、あれだけのレースをした後だというのにケロッとしている。不安点?ずっと勝ち続けている馬だから全くありません」と最後は強気な言葉で締めくくった。 四位騎手 「負けられないと思って乗った。久々に乗ってみたけど前より力をつけている感じがした。しかしスタートから道中手応えが悪くドキドキした。これで皐月賞の有力馬の1頭になったと思う」 「これだけ自信持ってG1に臨めるのは、クロフネのNHKマイルC以来かな」。 松田国師はニコニコ顔で言い切った。 タニノギムレットの能力に絶大な信頼を寄せ、なおかつ、ここまでの調整具合に絶対の自信を持っているのだ。 まず能力面。「千六は馬自身が競馬が上手じゃないと勝てないもの。そこで重賞を2つ勝ったんだから。そしてフラフラ走って頼りなかったデビュー戦を見たユタカちゃん(武豊)は、シンザン記念の時はよれないように内を突いたんだけど、次のアーリントンCでは自信を持って外を回した。たった1、2戦でフラつく癖を直したんだね」。 駆け引きなしの距離で圧勝劇を繰り返しつつ、キャリアの浅い段階で見せた悪癖を次のレースではきっちり修正してくる、並の馬にはできない芸当だ。 そして調整面。先週水曜の1週前追い切りでは、坂路で自己ベストの4F50秒9をマークして快調ぶりをアピールした。 「1週前に強い追い切りができるのは、なにも問題がない証拠。今週はそれほどやらなくても、滑らかに競馬モードに入れるでしょう」と手応えを明確なものにした同師は、 「クロフネだってダービーの時は課題があったし、ボーンキングやフサイチエアデールも試行錯誤を繰り返したのに、ギムレットは課題が自然と消えてしまう。あとはもう無事に、それだけだよ」とキッパリ言い切った。 |