<新星子コンミューン>のこころ 81 |
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新星子コンミューンのこころ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ちっちゃいままで生きていく by 詠莉柚 |
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現代社会 指定レポート NO・0511号 050606 組 番 名前 ♪ ちっちゃいままで生きていく by 詠莉柚 私は、ただいるだけで何人もの人に見られます。あの目には、普通の人じゃ感じる事ができない辛さと怖さがある。私は骨に障害を持っていて、背が伸びない。今、高校3年だけどたった116cmしか身長がありません。だから私は、どこへ行っても人に見られる。通学する時も、友達と遊んでいる時も、買い物をする時もいつもあの目がある。だから人ごみや都会が嫌いです。人の目を気にして歩くのはきつい。 この前、バスに乗って後ろの席に行こうとした時、女の人と目があった。その女の人は、すごくびっくりした顔でかたまっていた。その女の人以外も皆、私を見てたけど、私は目を合わさなかった。同じ顔を何回も見たくないから。バスから降りた瞬間も皆、見ている。私はその瞬間が嫌いです。同じ年ぐらいの人に会うと絶対こっちを見てこそこそ話して笑う。そういう人達は、絶対一人ではその行動ができないと思う。相手が一人の場合、じろじろ見てるからこっちが目を合わせると、すぐそらす。私が動くと目が集まる。あの目を何年も見てきたけど、辛さは変わらない。どんどん増していく。 買い物などしていて小さい子が私に気付く。その子に限らず他の子も皆すぐに周りに伝え、最後に親に伝える。お母さんも見ていて、目があったりするとパッと目をそらして子どもに「見らんと!」って言う。ひどい時は、見たいけど見れないような感じで目がきつくなる人もいる。私は、この目と一緒にずーと生きて行かなくちゃいけない、と思うと本当に嫌になる。でもどれだけ、見ないでと強く願ってもあの目はなくならない。 あの目が辛くてある先生に、あの目が嫌いだと話した。その先生は私の話を聞いていて少し考えてこう言った。 「お前はその冷たい目でここまで強くなれたとぞ。だから感謝しなさい。」と。 私はそれを聞いた直後は、 「何であの目に感謝を?私は悪くないのに、辛い思いをしてるのに感謝なんかできない。」と思った。でも私は、あの目を避けてずーと家にいたら今の友達とも出会ってないし、街並みも何もかも見れなかった。 「あの目に毎日耐えていたから、気付かないうちに少し強くなってる。」っていうのを先生は教えてくれたと気が付いた。でも私はあの目は許さないし、なくなって欲しい。 でも時々とてもいい人に出会う。私は「あーまた見られる。」と思ってその人とすれ違う。しかしその人の目はあの目じゃない。どんなことを考えているか分からない恐くて辛いあの目じゃない。その人の目は、私を普通の人としてみている優しい目だった。「あっ、この子はこうなんだな。へーそうか。」みたいに簡単にすましてくれる目だった。そういうときは嬉しいなと思う。 しつこくて「何で!?」って見る目と「へーそうか。」ってみる目は全然違う。私も初めて会う人には興味を持つので、全然見ないというのは難しい。見てもいいと思う。だから見方を変えてほしい。あの子はあーなんだって簡単にすませてほしい。もしこの作文を読んでくれたら、そうしてほしいです。 私は堂々と生きたいです。人の目を気にせず堂々と。私もいろんな人に理解してもらえるように頑張りたいです。だから皆さんは理解できるように頑張ってください。 私は、辛いことがあるけど嬉しいことも楽しいこともいっぱいあります。私は人の笑顔が好きです。私はこの体だからこそできる事をしたいです。まずできる事は、友達の障害者へ対する考え方を変えることです。「暗くてかわいそう。」を「明るくておもしろい。」に変えたいです。 ある人に言われました。 「お前に出会えて、色々自分が成長させてもらったと思うよ。」 私にできることがあったら頑張ります。私は、理解してくれてる人から生かされていると思います。ある詩で「どうせ一度の人生ならば笑って暮らさないと。」とありました。私は毎日笑いたいです。 (2004年度 北九州市人権作文 佳作入賞) 【↓↓ 感想・コメント・メッセージ ↓↓ MAIL aoyagijin23@yahoo.co.jp】 文芸投稿広場 URL; http://www2.saganet.ne.jp/mr2310/ 詩を投稿しようね . |
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なんて強い人だろう by 那南 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
なんて強い人だろう by 那南 (050606) このレポートを読んで胸が熱くなった。電車とかバスですごく小さい人を見ることが今まであった。私は「障害を持っている人だ」というだけで、よくジロAと見ていた。その目がその人を傷つけていることも気づかずに・・・。見ている人は目立たない。けど見られている人は・・・たくさんの視線をあびている。そんなたくさんの目がキライなのに、その人は人の笑顔が好きだということに驚いた。どうして?人の顔を見るのは、目を見るのはとてもつらいことでしょ?なのにどうして笑顔が好きなの??私だったら絶対そうなれないと思う。つらくて人の顔なんて見れない。 だけど、あなたは「笑顔が好き」と言った。なんて強い人だろう。なんて大きな人だろう。 . |
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「ちっちゃい人にしかできないことがいっぱいあるよ」 by 野恵 これを読んで、私はこの人を尊敬しました。 私も背が低くて、みんなに呼ばれるときも「チビ」って言って、呼ばれます。私にはちゃんと名前があるのに・・・ってそう思います。私はバスケをしているけど、背が低いから、すぐデカイ人にカットされて、何で自分は背が低いのにバスケをしてるんだろうって思ったときもあった。でもこのことを先輩に言ったら、「ちっちゃい人にしかできないことがいっぱいあるよ」って言ってくれた先輩がいます。バスケはデカイ人だけがやるんじゃない。低くてもできることはたくさんあると思う。だから今も頑張って続けています。 あとよくおばあちゃん家にいくけど、いつもおじいちゃんとかはお姉ちゃんにだけ「身長何センチか?」って聞く。横に自分がいるのに、いつもうちには聞いてくれない。すごく悲しいけど、逆に身長が低くて「何センチ?」って聞かれるから、まぁいいやって思う(笑)。だから、この背だからこそできることがたくさんあると思うから、私も前向きに頑張りたいと思いました。 私以上に成長している by 季眸 私も差別している部分があると思いました。障害者を見るといつも見てしまう。障害者は障害者になりたくて産まれてきたわけじゃないと思います。たくさんの悩みが私以上にあると思います。そんな人たちは私以上に成長していると思いました。そんな人たちを私は尊敬します。変な目で見てしまう部分が、今のところ、正直あるけど、変な目で見らずにいきたいです。将来は差別しない人間になりたいです。 116pの人も生きようとがんばっているので、私もがんばろうと、勇気をもらいました。 見られる側の気持ちを by 樹実恵 私はこの話を読んで少し反省しました。私が今まで生活してきた中で、体が不自由で歩き方が少しおかしいような人などいろいろ見る機会がありました。自分的には、そのことを変な目で見たつもりはありません。しかし、はじめてその人を見たときには、やっぱり驚いたりすることはありました。そういうときの見られる側の気持ちをこの話を読んで知ることができました。 だから、こういう障害を持っている人たちがもっとのびのびと暮らせるようになったらいいのになぁと思いました。そのためにも私たちが、一人ひとり、そういう自覚を持ってないといけないんだなぁと思いました。 身長が116pだなんて正直おどろいた by 玖瑠実 高校3年生で身長が116pだなんて正直おどろいた。デモ、私は変な目で見ようとは思わない。人間、人それぞれ違うからこそ成り立っていると思うから。障害を持っている人は自分に自信がない人が多いと聞いたことがある。でも私はそんな自信をなくす必要はないと思う。この世に生まれてきたからには最後まで頑張って生きる権利がある。と、私は、辛いときや悲しいとき、プラスに考えて生きている。何事にもプラスに考えていけば、少しは人生楽しくなると思う。だから、障害があったって、マイナスに考えることはない。 . |
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